ドイツ語

【ドイツ語初級】おすすめの「単語集」と必須の「文法ドリル」を紹介

ドイツ語の学習を始めたばかりの頃は、どのような教材を選んだらいいか分からないという人も多いと思います。多くの人は、大学の第2外国語としてか、大人になって独学用に教科書を買って学習を始めますが、なかなか初級から抜け出すことはできないという人も多いでしょう。そこで今回は、初級段階で役立つ、教科書で学んだことを定着させる副教材を紹介します。

単語集

書店に並ぶドイツ語の単語集は英単語集に比べたらはるかに数が少ないです。

初級段階のドイツ語の単語集はあるにはあるのですが、英単語集に比べたら遙かにあっさりした内容のものが多いです。英単語集は、次から次に新たなコンセプトの単語集が出て、入試用、TOEIC用、英検用などその対象も用途もさまざまです。

そのなかで、ドイツ語の単語集としておすすめは、『新・独検合格 単語+熟語1800』です。

内容としてはシンプルなレイアウトの単語・熟語集といったところです。シンプル故に使いやすいのが魅力です。

おすすめの使い方

発音して覚える

まずは普通に単語を覚えましょう。CDもついているので、発音が分からない場合は活用してもいいと思います。ただ、ドイツ語の発音は、規則さえ身につければ綴り字を見たら発音できるようになるので、学習が進むとCDは不要になります。

教科書などで発音の規則を徹底練習したら単語学習もかなり有利になるので、発音の規則は真っ先に身につけてしまいましょう。

関連語は任意で追加

この本には、派生語や関連語などが一切収録されていないのでそこは割り切りましょう。どうしても関連語を付け加えたいときは、辞書で調べて、自分で空いたスペースに書き込むしかありません。

私がはじめてこの単語集でドイツ語を学習していたときは、すべての単語を辞書で引いて派生語などをびっしりと隙間に書き込んでいました。これには時間がかかりますが、あまりなじみのない言語の派生語がどのように生み出されていくかを体系づけて身につける良い機会になります。

時間がある人には是非おすすめです。

例文を瞬間英作文

例文がすべての単熟語に掲載されているので、それを読む、書く、話す練習をしましょう。

ドイツ語に慣れないうちは、格変化や動詞の活用がどうなるかなど、まだまだあやふやで、とてもじゃないけど瞬間的にでてくるものではありません。

そのため、例文をひたすら読んで、書いて、瞬間英作文する練習がものを言います。この作業は、初級から中級にかけてのどこかで避けられないものです。例文の日本語を見ながら、口頭でドイツ語にできるまで練習するといいです。

この単語集はとてもドイツ語の超基本単語を収録していまます。これらは、ドイツ語がある程度使えるようになるためには、「使いこなせいないといけない」ような単語たちです

意味が分かるだけではなく、作文や会話で使いこなせてこないとなかなか中級~上級にはなれません。そのため、例文は、徹底的に身につけてしまいましょう。こういう練習をしておかないと、文法問題や教科書だけではなかなかドイツ語が自由に使えるようにはならないものです。

英語だって、文法問題集や学校の教科書だけ読んでいても身につかないのと同じです。

 

文法ドリル

文法も、教科書を読んでそれについているちょっとした練習問題だけやっていては身につきません。英語ですらそうなのですから、活用や格変化が英語より複雑なドイツ語では言わずもがなです。

幸い、ドイツ語の文法ドリルには定番の超優良教材があります。Amazonで「ドイツ語」と検索したら真っ先に出てくるその教材の名は、『CD BOOK しっかり身につくドイツ語トレーニングブック』というものです。

内容

この本、値段は高く分厚いですが、ドイツ語の基礎を徹底的に身につけるにはこれ以上ない優れた教材です。私は、ドイツ語に限らず、あらゆる語学教材の中でもトップクラスの書籍だと思っています。

中身は、ひたすら文法の練習問題です。どのような問題かというと、ひたすらドイツ語を書く、書く、書きまくる仕様になっています。そしてドイツ語を書きながら文中に出てきた単語を覚えるように構成されています。

画期的な点は、全問がほぼ完全な独作文になっていることです。文法問題であるかっこ埋め・並び替え・4択のような形式でなく、ひたすら基本文を全文書くというスタイルになっています。

そして、特出すべきはその問題数の多さです。ドイツ語は英語よりも活用や格変化が多いですが、同じような文型の文を、単語を変えてつついくつも書きながら独文法を身につけることができるようになっています。

使い方

ノートを用意して、問題のドイツ語文をひたすら書いていきましょう。本に直接書き込むよりもノートの方が良いと思います。何周もできますし、解答の確認もしやすいです。

新しい単語は、初出の時は(  )の中に示されるので、そのときに覚えてしまいましょう。わたしはノートの端を区切って、覚えるべき単語をそこに書き出していました。(わりと古典的なやり方?)

単語は何度も出てくるので割と自然に身についていきますが、覚えきれない単語はチェックしておいて、次に進む前に必ず覚えるようにして下さい。

次の章では既出の単語はわざわざ語彙として与えられないので、前の章の単語が身についていなかったら一度単語を調べるために戻らないといけず、学習が滞ります。

ドイツ語の文章を千本ノック式に書いていくスタイルの本なので、できるだけ単語で止まらずに先に進んでいく方が結果的には効率のよい学習になります。

分離動詞も、接続法も、学習者が挫折しやすい形容詞の活用も、この本をやりこめば必ず初級文法は「しっかり」身につきます。語学の本質は徹底反復です。この本のように徹底反復を前提とした書籍をコーチとしたら、めきめきドイツ語力が上がるはずです。

 

まとめ

初級の段階では、まず、「ドイツ語と仲良くなること」が求められます。

今回紹介した2冊は、未知の言語であったドイツ語を「自分のもの」として使うために、かなり大きな効果を発揮してくれるような教材です。

時に2冊目の『トレーニングブック』の方は、私もドイツ語を学習して1年目のときから使い始め、かなりお世話になりました。正直、大学のどのドイツ語の授業よりもこの1冊から多くのドイツ語を学んだと思います。

この本には、《基本を大切にする・徹底反復する》という語学に不可欠の要素が最初から盛り込まれています。私の語学観のようなものに大きな影響を与えてくれた1冊です。

この本を超える語学教材は、私の知る限り、Yale University Pressが出版している、ギリシャ語ラテン語の怪物のようなテキスト “Learn to Read Latin”, “Learn to Read Greek” しか思いつきません。

語学のテキストは、分厚いものや値段の高いものは敬遠される傾向にあるので、書店にもあまり並びません。無数にある英語の文法書でもそうです。薄くて手軽でコンパクトなものが好まれる傾向があります。

特に第2外国語は市場自体が小さいので、そういった本は少ないです。書店に並ぶ本の多くが、学習のハードルを下げるように意識されたものも多いです。

「○○だけで分かる!」とか「○○語の初歩の初歩」とか「たったこれだけ!」といった感じのコンセプトのものが無数に並んでいます。ただ、そうした教材は入り口にはいいのですが、ステップアップにはやはり「生ぬるい」といった感じは否めません。

楽して言語は身に付きません。でも楽しく、しっかり身につけることはできます。

分厚くて値段の高めの教材を避け続けていては、なかなかあの格変化は身につきません。中上級者への道は確かな基礎知識からはじまるのですから、基礎を徹底的に身につける教材はありがたく利用しましょう。

 

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